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「肌がきれい=元気な線維芽細胞」の法則

コラーゲン 線維芽細胞

 

40代女性に関する意識調査で、“若々しい” “年齢より若い”と感じる人は、1位に「肌にツヤがある(43.5%)」(※1)でした。「ハリのある肌の女性についてどんなイメージを持つか」という質問では、1位「若々しい(73.2%)」次いで「健康的(53.6%)」、「イキイキしている(43.2%)」という回答がありました。(※2)

思った以上に、人が“若々しい”“きれい”と感じる要因は「肌」に大きく関係しているようです。
あなたの肌は、すれ違いざまに他の人からしっかりチェックされている!かもしれません。

正しく知ろう!コラーゲン。

肌のハリや弾力ならコラーゲン!と言われるほど、市民権を得ているコラーゲン。
食品やサプリメント、コスメなど、今やコラーゲン配合製品がたくさんあり、どれを選ぶか迷うほどです。消費者の私たちとしたら、一番気になるのがその効果です。
そこで、知っているようで以外と知らないコラーゲンについて少し調べてみました。

 

・コラーゲンを作れるのは、線維芽細胞だけ!

人間のからだのタンパク質(20%)のうち、コラーゲンはその3割りを占めていて、何と29種類にも分類されます。中でも肌に関係するコラーゲンはI型・Ⅲ型・Ⅳ型・Ⅶ型で、肌のハリや弾力など美肌のためにとても大切な役割りを担っています。
その中でも赤ちゃんの肌にたくさん含まれているⅢ型は、繊維が柔らかく水分保持力が高いため、肌のハリや潤いを保つ重要なコラーゲンと言われています。
生まれたばかりの赤ちゃんの柔らかく弾力のある肌は、正に理想的。でも、残念ながら25歳あたりから肌のコラーゲンは減少すると考えられています。
そして、肌の中のコラーゲンを作り出せるのは、唯一、皮膚の真皮にある「線維芽細胞」だけなのです。そして、線維芽細胞は美肌3大成分 “コラーゲン=肌のハリ”“エラスチン=肌の弾力”“ヒアルロン酸=肌の潤い”を作り出している元締めなのです。

 

・減っていく?コラーゲン

ある朝起きたら、枕のシワの跡がくっきり!!蒸しタオルを当てても、何をやってもなかなか消えない…。一度はこんな経験ありませんか?
肌老化を感じる瞬間ですね。若い時は押してもすぐ元に戻るプリプリ肌でしたが、加齢や紫外線によって、肌の中の線維芽細胞の活動が低下し数が減少して肌のハリや弾力成分を製造する働きが弱っている証拠です。
毎朝のメイクで気になるほうれい線も、シワだと思われがちですが、実は頬のたるみが原因のようです。肌のゆるみで頬が下がり、ほうれい線として表れています。私たちがシワに気づいた時は、肌はすでにたるんでいる場合が多いのかもしれません。
このように、コラーゲンを生み出す元締め=繊維芽細胞の能力(質)の減少は、30代を境に40代を過ぎると急激に下降していることがわかります。

・どう増やす?コラーゲン

肌老化の3大お悩みは、「たるみ・シワ・シミ」と言われていまが、やってみたいエイジングケアとして、1位が「スキンケア化粧品(65%)」2位「サプリメント(23%)」3位「エステ(10%)」…5位「美容皮膚科プチ整形(7%)」と続きます。(※3)

あなたはコラーゲンをどのように補っていますか?

各メーカーがコラーゲンや美容成分配合を駆使しスキンケア製品を開発しています。エイジングケアの基本と感じて毎日使用しているのではないでしょうか。また、健康志向が強いシニアや働く女性に、健康食品・サプリメントを積極的に取っている人が多いようです。
若返り対策では、出来てしまったシワやたるみに対して、コラーゲンやヒアルロン酸注入、レーザーによるたるみ対策などを効率的に利用している方が増えています。
しかし、なかなか結果が得られなかったり、即時的にシワが消える注入治療においては、注入を繰返しているうちに、『表情が不自然になってしまった。』『凸凹になってしまった。』『別の箇所にシワができてしまった。』などの声も多く聞きます。
「健康的で自然な若返り」を目指している私たちにしてみると、これらのエイジングケアでは、満足度は満たされていないのが現状のようです。

 

知っておきたいチェックリスト

☑コラーゲンはお肌に浸透するの?

医学的にコラーゲンはタンパク質で分子量が大きいため、肌の角質層を通過して真皮層までは届かない成分です。コラーゲン配合の化粧品などは、肌表面(角質層)の保湿性が期待できると考えたほうがベターだと思われます。

☑食事やサプリメントでコラーゲンは摂取できるの?

コラーゲンを経口摂取したからといって、直接的に美肌成分(コラーゲン)になるわけでハリません。まず、体内でからだが吸収できるサイズに分解され、アミノ酸として小腸から吸収されます。例えば、日焼け後の体内はコラーゲンやビタミンCが不足しているので、コラーゲンそのものではなく、必要な成分を作るための栄養素として補給していると考えてください。

☑コラーゲン注射について

コラーゲン注射は、肌に直接的注入することでシワなどの改善が期待できますが、ブタ由来のコラーゲンが多いため、事前に専門医によるアレルギーテストが必要です。
現在は、アレルギーの心配が少ないヒアルロン酸注入が主流になっていますが、目元や口元などの繊細で細かいシワなどには、ヒト由来製剤のベビーコラーゲン注入が注目されています。

 

※1)40代女性に関する意識調査[アンケート調査:有職者20〜40代男女 100名対象]調査委委託先:株式会社ネオマーケティング
※2)働く女性の「肌のハリ」に関する意識調査[インターネットリサーチ:2017年8月2日〜28日 500人対象]※3)エイジングに関する意識調査[インターネット調査:首都圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)在住の25〜34歳、50〜59歳の女性 200名対象]調査期間:2017年5月19日〜5月22日 企画設計:ポーラ研究所

 

発想の逆転!肌の土台から元気にする

・自分の細胞で自然で健康的な若返りを

進化し続けるヒアルロン酸やコラーゲン注入、レーザー治療ですが、次元が違う?と言っても大げさではない自己細胞注入によるエイジング治療が、肌の再生医療です。
たるみやシワの原因、コラーゲンやエラスチンを作る役目の真皮にある線維芽細胞の減少を、自己細胞の注入によって真皮線維芽細胞を元気に戻すことで、健康的でふっくらとした若々しい肌を保つことが可能です。特に繊細な目の下のたるみなどは、今まで叶わなかった自然な仕上がりが期待できるのです。自分の細胞で美肌成分を作り、肌の土台の真皮層を元気にしていくわけですから、持続性が高く、副作用の心配をする必要もありません。
そして、一度採取したあなたの細胞はなんと30年間保存が可能なのです。
あなたが今40歳だとしたら、50歳になっても70歳になっても、保管してある細胞の注入で、老化した肌を40歳の肌に巻き戻せる可能性を秘めている、何とも魅力的で夢のあるエイジング治療なのです。

 

・フィラー注入と繊維芽細胞注入の違い

まず、線維芽細胞注入は、紫外線などの影響が最も少ない耳の後から、わずか米粒大の皮膚を採取し、徹底された完全無菌室で約1ヶ月かけて細胞の培養・増殖が行われます(約1万倍に増殖)。そして、気になる箇所に注入をしていきます。
例えば、目の下のクマ(凹み)の場合、目の下全体に浅く細かく細胞を注入していきます。これにより、真皮へ細胞を移植させることができ、弱っていた線維芽細胞の働きを元気にさせることで、新たにコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り出して、肌を活性化させることができるのです。
ここが、シワや凹みを埋めるための従来のフィラー注入(ヒアルロン酸など)と目的が大きく異なります。ヒアルロン酸注入は、シワを埋めるための対処療法に留まり、細胞の活性化には繋がらないのです。
 

【コラーゲンを増やせる?コスメ・サプリ・エイジングケアのまとめ】

・老化予防を考える根本治療なら

ナチュラルハーモニークリニック表参道では、専門的な「再生医療」の技術を軸に、今まで培ってきた美容医療との組み合せにより、お悩みの顔・頭皮・身体への美容と健康ケアを行うトータルウエルネスを目指す「再生美容」をご提案し、あなたの老化スピードのスローダウンと予防医療を目指しています。

 

・肌再生医療は認可をされたクリニックで

再生医療を行えるクリニックは、再生医療、第二種・第三種再生医療などの提供計画書を受理されていなければなりません。計画番号を保持し、症例数や治療内容などが明確かなどを基準に選ぶことが大切です。

 

線維芽細胞療法  ご自身の線維芽細胞を移植してシワ・たるみを改善

PRP(多血小板血漿)を用いて、シワ・シミ・肌の凹凸などを肌の内側から改善

ステムサップ (脂肪由来幹細胞の培養上清)を使用する美肌治療

 

現在、アクティブ・シニアと呼ばれる、自分なりに価値観を持ち年齢に関係なく仕事や趣味に意欲的な世代が増え、ライフスタイルもよりアクティブに変化していることは見逃せません。これからのエイジングケアは、一過性のケアに留まらず、根本からの心身の若さと健康を取り戻していくことが必要とされているのかもしれません。

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