「肌再生医療」、諦めていた
クレーター状の肌までも再生できる!?

肌再生医療


2025年大阪での開催が決定した国際博覧会(万博)。この万博では「いのち輝く未来社会のデザイン」をメインテーマに関西が世界に誇るライフサイエンス、バイオメディカルをさらに発展させることが大きな目的の一つになっています。関西が誇るバイオメディカルといえば、IPS細胞などをはじめとした「再生医療」です。万博では再生医療の体験ツアーも想定されており再生医療が、ますます世界中の多くの人の注目を集めることは必然でしょう。

再生医療を肌に応用した「肌再生医療」


「再生医療」とは、病気や怪我が理由で失われた臓器や組織を科学の力で再生させる治療法ですが、中でも再生医療を肌に応用した美容法「肌再生医療」は、すでに多くの人の高い関心を集めています。「若さを保ち、キレイになりたい」という人類の永遠の欲望を自分の細胞を使用して叶えてくれるといえば、注目しない理由はありません。肌再生医療を利用すればどんなことが叶うのでしょうか。

肌再生医療で望める効果

・シワ、くぼみを解消
・たるみを改善
・くま解消
・くすみを解消して肌にツヤを与える
・毛穴の開きを鎮める
・ニキビ跡の解消など

肌再生医療は上記にあげた、年齢とともに現れるさまざまな肌の悩みに細胞レベルでアプローチして、肌の再生をはかります。数限りないこれらの悩みの根本的解決になりうるほど長期間作用するのも特徴です。

ニキビ跡の消失

肌再生医療の中でも、とくに注目したいのは肌がクレーター状になっているニキビ跡への対するものです。これまでもシワやシミ、たるみといった症状は、例え一時的にしろ、美容医療で解消することもできていました。しかし、炎症を起こして肌がクレーター状になったニキビ跡には、皮膚科や病院でのレーザー治療、ピーリング治療、治療薬、化粧品といった既存の治療方法ではあくまで対処療法でしかなく、なかなか満足いくほどの解消は得られなかったのではないでしょうか? なぜならニキビ跡は表皮だけの問題ではなく、肌の真皮層の細胞自体がダメージを受け、肌の再生機能が正常に働かなくなってしまっていることが原因だからです。そのため肌の表面を整えても凸凹してしまった肌はどうにも解消できませんでした。

ニキビ跡にも肌再生医療

ではなぜ、肌再生医療ならばニキビ跡にも効果的なのかというと、ニキビの炎症が原因でダメージを受けてしまった真皮層に直接新しい細胞を届けるという方法にあります。ニキビ跡がある場所に新しい線維芽細胞(線維芽細胞とはのページに誘導)を移植することで、その細胞が新たにコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった有効成分を生み出し、肌を再生してくれるくれことが期待できます。肌細胞が活発に働き出せば、徐々に新しい肌へと生まれ変わることができます。

 

大人ニキビはなぜできる?


ところで、なぜ大人になってもなおニキビができるのかというと、原因の一つに肌のターンオーバーの乱れがあります。通常ならば28日というサイクルで新しい細胞が生まれて時間をかけて表面の肌に成長し、その後に古い表面の皮は垢となって剥がれ落ちます。
しかし、ターンオーバーはともすれば乱れやすく、28日より短過ぎれば、表皮が未熟でダメージに耐えられず乾燥や硬化というトラブルを引き起こします。繰り返すニキビもターンオーバーが短すぎることが原因です。反対にターンオーバーが長すぎると古い角質がいつまでも表皮についたままのため、シミ、くすみを招きます。短すぎても長すぎても多くの肌トラブルを起こすのです。そのほかにもホルモンバランの乱れ、自律神経の乱れもニキビの原因になります。

大人ニキビの問題点

放置していても治りやすい思春期のニキビとは異なり、赤みをおび、治りにくく、ぶり返しやすい特徴があります。そこにストレスや不規則な生活習慣が加わるとなお一層繰り返すニキビになってしまいます。

ニキビの炎症がニキビ跡へと

ニキビができる1番の問題は、炎症を起こした場合は真皮層を破壊してしまうことです。いったん肌の表面が凸凹してしまうと肌の表皮をどんなに手入れしてももとの肌の状態に戻すのは難しくなります。

 

肌再生医療で繊維細胞を移植する


肌の真皮層まで及んだダメージには、真皮層に新しい線維芽細胞を直接届ける線維芽細胞療法という選択肢があります。

線維芽細胞療法とは

自身の肌のダメージが少ない部位から線維芽細胞を取り出し、専用の施設で培養を行い、増殖させます。その後ダメージが気になるところへ注射で線維芽細胞を移植します。移植した部位に元気な線維芽細胞が加わり、新たにコラーゲン、エラスティン、ヒアルロン酸を生み出し、肌が内側から再生し始めます。また、一度採取した線維芽細胞は保管しておくことができるので(別途費用が派生します)数年後再びニキビが繰り返す状況が来ても再注入することも可能です。

PRP療法

肌再生医療には、線維芽細胞の他にも自身の血液から成長因子が含まれている多血小板血漿(PRP)を取り出し、再注入するPRP療法もあります。この施術法も成長因子の働きで、細胞を蘇らせコラーゲンの生成や表皮の成長を促すことが期待されます。
肌再生医療の効果はニキビ跡だけにとどまりません。線維芽細胞を活性化させることで、コラーゲンなどの有効成分が生まれるため、真皮層の新陳代謝が行われ広範囲の肌の再生が行われます。長年の日焼けなどで沈着してしまったシミ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の減少で現れるシワやたるみ、顔やほほのくすみ、目元のくまなど全般の悩みに肌の再生という形で応えます。その方法は当然ながら既存の肌の外側から施す美容医療とは効果がまったく異なり、肌の内側からごく自然に、気がついたら数年前の自分の顔に戻るようにトラブルを解消していきます。その効果は数年単位で続き、何度も繰り返すことも可能です。利用する細胞や血液は自分のものです。少しでも早い段階で採取することで、若い細胞を獲得でき、効果の実感が変わってくるはずです。

近未来に空前の注目を集めるはずの再生医療。肌再生医療に踏み出すのは、今が絶好のチャンスの時なのかもしれません。

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