自分自身の細胞を活用して行う「肌再生医療」。先進的な技術であり、美容医療業界で今注目を集めています。
肌再生医療とよく比較されるのが、「ヒアルロン酸注射」や「コラーゲン注射」と呼ばれる美容整形です。しかし、これらには施術後に「ダウンタイム」というものが存在します。
では、肌再生医療ではどうなのでしょうか? 肌再生医療のダウンタイムについて詳しく見ていきます。
そもそも、ダウンタイムとは?
ダウンタイムとは、施術が終わってから回復するまでの期間のことを意味しています。美容整形において、ダウンタイムはつきものです。
ダウンタイム中に起こる現象としては、痛みや腫れ、内出血などです。美容整形の内容によっては、壮絶なダウンタイムを経験するかたもいらっしゃるほどです。
また、ダウンタイムに入ると、仕事やプライベートにも支障をきたすケースも多くあります。
肌再生医療にダウンタイムは存在するの?
そもそも、肌再生医療は、自分の細胞や組織を使って行う治療法です。そのため、副作用はなく、効果も高い治療法と言われています。
しかし、そんな治療法にも少なからずダウンタイムは存在します。
肌再生医療は、自分の細胞や組織を培養して、それを肌に戻すことで根本的な部分からの解決を促す治療法です。その際に、小さい注射器を使用するため、顔が多少腫れることや稀に内出血がおこることがあります。
しかし、美容整形とは違い、これらのダウンタイムは約1日から1週間の間で回復が見込めており、腫れなども美容整形と比べると少ないと言われています。
・肌再生医療とヒアルロン酸注射のダウンタイム比較
肌再生医療と比較されるのがヒアルロン酸注射やコラーゲン注射です。
ヒアルロン酸注射の治療法は、肌のたるみやシワが気になる部分に対して、患者さまのお肌に合わせたヒアルロン酸を選択し、注射する方法です。こちらでも肌再生医療と同じく、注射器を使った治療法になります。
しかし、ダウンタイムが違いますので、以下の表をご覧ください。
※1 内出血により、ダウンタイムが2週間ほど続くケースもあります。
上記の表を見ると、ダウンタイムの期間や痛みなどにおいては、ヒアルロン酸注射とそこまで差がありませんが、副作用で差が生じます。
また、ヒアルロン酸注射の場合、施術後から3~4ヶ月ほどの持続をしますが、肌再生医療は根本的な治療になるため、効果は半永久的。ただ、1~2年に1回くらいメンテナンスを行う必要はあります。
ダウンタイムを気にするなら肌再生医療
肌再生医療は、自分の細胞や組織を使って治療するため、ヒアルロン酸注射などに比べて、副作用が少ないです。
そのため、安心して受けられる治療法と言えます。また、ヒアルロン酸注射と比べ、何回も注射を打つ必要もないため、ダウンタイムと相対する機会も少なく、ダウンタイムを気にする方におすすめの治療法です。
肌再生医療でのクリニックを選びとは?
肌再生医療であっても、まれに内出血などの症状が発現する場合があります。基本的に内出血が起こる原因としては、施術を担当する医療機関の技量の問題というケースが多いようです。
そのため、考慮したいのは、肌再生医療の病院を選ぶ基準としては、症例が多いクリニックを選ぶようにしましょう。