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肌老化の救世主「肌再生医療」。 気になる副作用はあるのか?

副作用 肌再生医療

「たるみ」「シワ」を見つけた時が自分の老化を感じる瞬間。

人は、1分間に3億個の細胞が死滅し、100〜500億個の細胞が毎日新しく生まれていると言います。この新陳代謝が低下すると、新しく生まれてくるはずの細胞が減って、肌はハリをなくし、悲しいことに「たるみ」や「シワ」となって現れてしまいます。

手軽な美容医療こそ、リスクをチェック!

例えば、「たるみ」「シワ」に有効な美容医療として、フィラー治療や、レーザー治療が圧倒的に人気があります。
手軽に受ける事ができて、周りに気づかれにくい事もあって利用する人が多いのですが、それに伴い副作用やトラブルが増えているのも事実です。
手軽で身近な治療だからこそ、リスクを知ることはとても大事なこと。
そこで、代表的な治療の副作用と注意点を調べてみました。

ヒアルロン酸注入

特に、神経が多い目元や鼻周りへの注入箇所や量は、技術や経験値、解剖学の知識など医師の経験値が重要になります。

副作用の事例

・内出血…皮膚の薄い部位や毛細血管が多い部位に起こりやすい。1週間程度で自然に解消。

・腫れ…数日で解消

・チンダル現象…医師の技術に大きく左右されます。皮膚の薄い箇所に注入した場合、青っぽくヒアルロン酸が透けて見える事がある。

・副作用で最も重篤なものが血管閉塞です。ヒアルロン酸を誤って血管に注入してしまうと、血栓ができその先の組織が壊死する場合があります。もし血管を閉塞させてしまった場合、即座にヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸溶解注射)の注入が必要になる。

チェックポイント

・注入方法…注入部位・量の確認/持続期間/施術時でも手鏡で確認すること

・注入剤…部位に適した種類か?/公的機関の認可を受けているか?/持続期間 など

・治療後…直後は腫れや痛み緩和のため良く冷やすこと

FGF注射

グロースファクター(塩基性線維芽細胞)を注入することで、線維芽組織の形成を促進させ、皮膚に張りを持たせる療法。

副作用の事例

5~6年前にシワを改善する目的で一部の医師で盛んに行われた治療で、その治療を受けた多くの方が、「皮膚がボコボコに盛り上がる」後遺症に悩む結果となった。
FGFをPRP(多血小板血)に混ぜて注射し、目の下に大きなしこりができた。中央部が陥没してドーナッツ状になり、ファンデーションが凹みにたまり白く浮き上がって見える状態となった。

チェックポイント

特に、新しい治療やクリニック独自の治療法などは、利点の他にリスクの説明も充分に理解したい。不安がある場合は、即決せずに他のクリニックでカウンセリングを受け比較検討もお勧めします。

たるみ治療

皮下組織に高周波RF(ラジオ波)を用いて、真皮内のコラーゲンが熱により収縮することで、即時的な引き締め効果が期待できる高周波RF(ラジオ波)治療や、さらに深い筋膜まで届く超音波でピンポイントに加熱するHIFU治療(高密度焦点式超音波)などがあり、リフトアップや引締めを目的としたマシン治療。

副作用の事例

・痩身の施術を受けて熱傷になり、治るまでに半年かかると診断された

・美容クリニック併設のエステサロンの施術で頬の神経の一部を損傷した。リスク説明があれば契約しなかった

これらは、副作用というより医療ミスに近いかもしれません。
国民生活センターによると、医療従事者ではないスタッフによるマシン照射も多く、皮膚表面を傷つけたり、やけどや神経の一部を損傷する報告が多数あり問題になりました。

チェックポイント

特に、新しい治療やクリニック独自の治療法などは、利点の他にリスクの説明も充分に理解したいところです。
いずれも、医師の解剖学的知識や技能を必要とする施術であり、医師以外の者による施術は受けないでください。

困ったときは188へ!(※1)

契約内容や支払い方法、施術の効果等について疑問に思ったり、トラブルになった場合には、クリニックから受け取った書類や説明時に取ったメモを準備して、すぐに最寄りの消費生活センター等に相談してください。

また、医療安全支援センター(※2)などで効果や料金、リスク等の情報収集に努めたうえで慎重に選ぶことが重要です。

(※1)消費者ホットライン:局番なしの188(いいや!)。お住まいの地域の市町村や都道府県の消費生活センター等を案内する全国共通の電話番号。
消費者ホットライン「188(いやや!)」
(※2)医療安全支援センターは医療法の規定に基づき、都道府県、保健所を設置する市および特別区により、日本全国で380カ所以上設置されている。医療に関する苦情・心配や相談に対応するとともに、医療機関、患者・住民に対して、医療安全に関する助言および情報提供等を行っています。
http://www.anzen-shien.jp/

まとめ

各美容クリニックでは、あらゆる工夫をしながらエイジングケア治療への努力をしていますが、特に神経が集中している顔への注入治療では、解剖学的な理解も加え医師のかなり高い技術と経験を必要とします。
そして、定期的に繰り返し治療が必要なマシンの治療でも、副作用などリスクがともなうのも事実です。
価格が安いクリニックだからと安易に選ばず、リスクも含めた治療内容を理解して、慎重に医師やクリニックを選ぶことをお勧めします。

「線維芽細胞」を増やす「肌再生医療」!

そこで、今注目の「線維芽細胞」を増やす事が可能な「再生医療」のお話です。

「たるみ」「シワ」などの肌老化の原因は、真皮にあるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の生成が減ってしまうことにあります。
この3大成分を生み出している母なる細胞が「線維芽細胞」。
肌再生医療の「線維芽細胞注入法」は、自分自身の細胞を増やして戻すだけの、とてもシンプルで副作用やアレルギーの心配のないエイジングケアが可能なのです。

減ってしまった線維芽細胞を増やせる肌の再生治療として、医療従事者や美容上級者の間でとても注目を集めています。

線維芽細胞注入療法

耳の後から皮膚をわずかに採取するだけで、培養技術によって約10,000倍の線維芽細胞を確保できます。必要に応じてシワやたるみ部分に移植することで、線維芽細胞が増えることでコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が活性化され、肌の潤い・弾力・ハリが蘇る根本からの改善が可能になります。

さらに、長期保管(30年間)が可能なので、自分の若い時の細胞を2〜3年ごとにプラスしていくことで、ごく自然な若々しい肌が維持できると言われています。

安全性が確立されている「肌再生医療」

再生医療で用いる細胞には、iPS細胞やES細胞(胚性幹細胞)、体性幹細胞などがあります。国を挙げて力を入れているiPS細胞では、やっとパーキンソン病の臨床に向けての地験がはじまったばかりで、実用化にはまだまだ時間かかりそうです。
そんな中で、2014年に再生医療新法の改正、2016年に再生医療等安全性確保法の改定により、それまで曖昧だった再生医療の安全定義と時間をかけずに承認を遂行できるようになりました。
美容医療での肌再生医療は、わずか20年前にアメリカの企業が線維芽細胞を使った美容治療用のシステムを日本に持ち込んだのが始まりだったようですが、今や培養技術や保管技術も確立され安全性の高い治療環境が整い、着々と臨床結果をあげています。

再生医療でトータル美容を叶える「再生美容」

ナチュラルハーモニークリニックでは、再生医療を主軸に今まで培ってきた美容医療との組み合せにより、お悩みの顔・頭皮・身体への美容と健康ケアを行うトータルウエルネスを目指す「再生美容」を行っています。
肌再生医療として、再生医療第2種と再生医療第3種の認可を取得し、「線維芽細胞」と「PRP」を用いたエイジングケア治療をおこなっています。

〈ナチュラルハーモニークリニック表参道の再生美容〉

自家培養真皮線維芽細胞移植術(再生医療第2種) :計画番号 PB3170025

線維芽細胞を使用した治療はこちら →

多血小板血漿を用いた皮膚再生治療(再生医療第3種):計画番号 PC3170143

PRPを使用した治療はこちら →

『信頼できるドクターと出会う』

これは、美容医療を見方につけるために、とても重要なこと。
相性も重要ですから、まずは、カウンセリングでじっくり相談してみてください。

〈Checkポイント〉

□ 施術の効果や副作用などをしっかり説明があるか?

□ 他の方法など選択肢があるか?

□ 使用する材料や機器、施設の確認

□ 施術後の対応やアフターフォローの確認

□ 費用・契約内容・クーリングオフなどが明確か?

etc.

 

少なくとも2つ以上のクリニックでのカウンセリングをお勧めします。
納得できた上で施術を受けましょう。

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