いつもキレイで華やかな姿の女優やモデルたち、芸能人。
もちろん、生まれ持った美しさが違うのだけれど、美をキープするために並々ならぬ努力をしているはずです。
いつも輝いている芸能人の“キレイ”へのアンテナは、今、何をキャッチしているのでしょうか。
からだが資本の芸能人と美容医療!
・なぜ女優は「肌がキレイ」なのか?!
40代近くても美しい女優として、人気の高い米倉涼子さんや、木村佳乃さん。
木村佳乃さんは、子供を2人も出産しているのに体型は元のまま。『産後は骨盤矯正に通うなど体型や美容の維持をしている』とメディアやSNSでご本人も語っています。
米倉さんの場合も、あのタモリが『肌がすごくキレイ』と絶賛したほど。仕事以外、普段はスッピンで過ごし、幼少からバレエで鍛えたしなやかな体は、スポーツ医学の専門医にボディメンテナンスを頼んでいるらしい。
テレビで目にする彼女達の思いのままに自分表現している姿は、とても自然で美しく輝いています。とにかく、このお二人に共通しているのが「肌がキレイ」ということです。
美容医療のドクターに言わせると、「肌がキレイ」=「細胞が若い」と言うことらしいのです。
・芸能界「美容医療のカミングアウト問題」?!
木下優樹菜さん(30)とIKKOさん(56)が関西テレビで、美容整形や注入治療で不自然な表情になってしまっている芸能人について語っていました。
美容医療を積極的に利用していると公言しているIKKOさんのボトックス論から始まり、木下さんの『でも、たまに???な芸能人がいる』とストレートなご意見。IKKOさんは『入れ過ぎや、入れる場所が違うと思う』と指摘し、ご自分の体験をお話していました。
私達もテレビを見ていて、以前と顔つきが違う?と思う芸能人は多いのですが、お二人のトークも、もっと上手に美容医療を利用したらどうかということのようでした。
日々進化している美容医療とは言え「自然な美しさ」を保つために、人の手を加えて老化を改善することの難しさがクローズアップされています。
そこで、この老化に根本から対抗できる治療“肌再生医療”にスポットを当てたいと思います。今、美容医療の現場のドクターや、美容上級者の間でかなり注目されている先進のエイジング治療。きっと、利用している芸能人も多いのではと思うのです。
・先進の“肌再生医療”の一番手は?!
かれこれ10年前、ニューハーフの先駆者カルーセル麻紀さん(現在74歳)が、 『“究極の若返り療法”といわれる皮膚の再生医療に挑戦。』と言う特版がTVで放映され、世間をあっと言わせたことがありました。まだ、iPS細胞の研究で山中教授がクローズアップされはじめ、再生医療がメディアに登場して間もない頃です。
カルーセルさんと言えば、日本で初めて性転換手術を受け(戸籍上も女性)、ニューハーフの市民権を確立したパイオニア的存在です。現在も、『女は1日にしてならず』というオフィシャルブログを立ち上げ、現在進行形の筋金入り“美の追求者”でもあります。
あらゆる整形美容を体現した彼女が、60歳を過ぎた頃に選んだ “肌再生医療”とはどんな治療なのでしょう?
“肌再生医療”Q & A !
厚生労働省が2014年に再生医療新法を施行し、それまで曖昧だった再生医療の安全定義が確立されました。これによって、国が認めた施設のみが再生医療を行えることになりました。(※1)
Q.肌再生医療とは?
A.細胞を若々しく保つ治療
シワやたるみになっている古くなって痛んだ細胞に、良い状態に培養した自分の細胞を注入して再び肌を活性化させる(再生)治療です。
今までの注入治療と違うのは、シワなどの溝を人工的な要素を加えて一時的に修復するのと違い、培養技術によって元気な状態の自分の細胞を、自分の体に戻すだけという極シンプルな方法です。
ご自分の細胞ですから、アレルギーや副作用の心配も無く肌全体の若返りが可能と言われています。
Q.なぜ、肌再生医療で老化が改善できるの?
A.老化で減少した細胞を増やす
老化の原因は、肌を作っている真皮内細胞(線維芽細胞)の減少と言われています。
線維芽細胞は、肌の弾力や潤いの元となるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り出している細胞です。劣化した線維芽細胞を、元気な細胞と入替えてしまうわけです。
肌再生医療は、ご自分の肌細胞を元気な状態に培養して肌へ移植し、シワやたるみを無くそうという目的の治療です。
Q.今までの注入治療と効果は違う?
A.人に気づかれないほどの「自然な若返り」
出来てしまったシワやたるみは、真皮内細胞の劣化で真皮がスカスカになって凹んだ状態。
ヒアルロン酸注入は、シワの溝を下から押上げて修復するスポット治療です。半年〜1年に1回の注入が必要になります。
一方、肌再生医療は、自分の元気な細胞を注入することで、肌全体の若返りと老化予防が可能と言われています。
Q.注入する肌細胞はたくさん必要?
A.必要なのは、耳の裏のわずかな皮膚だけです
そのわずかな皮膚から、線維芽細胞を抽出し、約10,000倍に培養が可能と言われています。
肌の再生医療は国が定めた第2種再生医療に当たり、細胞を操作・調整するのはCPC(細胞培養センター)のみとされ、厳しい管理下で行われます。(※2)
Q.治療に年齢制限はあるの?
A.年齢制限はありません
年齢に関係なく、ご自身の細胞を移植して真皮層の肌細胞を活性化する目的の治療になります。しかも、からだの中で耳の後の皮膚は、紫外線や外からの刺激が少なく、一番若い状態の細胞なのだとか。治療した方の最高年齢が、80代の方もいるようです。
Q.余った細胞はどうするの?
A.細胞の保管が可能
再生医療の魅力的なところは、培養された細胞が30年以上も保管が可能なことです。
国から認可されたCPC(細胞培養センター)で、完全無菌の環境で-196℃に氷結保管する、「細胞のタイムカプセル」的な先進の技術によるものです。
いつも良好な状態の肌に、必要ならまた若い時の細胞を注入していくので、その持続性も高くなるはずです。2〜3年に1回の注入が理想的なのだとか。
40代で採取した細胞を、50歳60歳の将来の自分へのギフトとして使用できはずです。
Q.気になる費用は?
A.初期費用がかかります
初期費用として、①初診料・血液検査料+②細胞抽出料+③細胞注入治料(2回)が一般的な費用と言われています。(②細胞抽出料は抽出量のプランによって価格が違う)
例えば、【① + ②(バンク20プラン(20ccの肌細胞))+ ③】の初期費用が約50万円。肌の良い状態を維持するのに、2〜3年に1回の注入が理想的なようです。
ほうれい線の場合、平均1ccの使用で20cc=20回分の量が確保できるプランです。
ちなみに、ヒアルロン酸注入料は1回6〜15万円で、半年〜1年に1回の治療が必要になります。
②細胞抽出プラン
*バンク20プラン(20ccの肌細胞)…… ¥250,000
*バンク60プラン(60ccの肌細胞)…… ¥450,000
*バンク120プラン(120ccの肌細胞)… ¥700,000
③細胞注入
*1cc ……… ¥115,000
(注釈)
※1)厚生労働省/再生医療等製品の実用化に対応した承認制度
「日本再興戦略」改訂2014(平成26年6月24日)に基づき、世界に先駆けて、革新的医薬品・医療機器・再生医療等製品を日本で早期に実用化すべく、世界に先駆けて開発され、早期の治験段階で著明な有効性が見込まれる医薬品等を指定し、各種支援による早期の実用化(例えば、医薬品・医療機器では通常の半分の6ヶ月間で承認)を目指す「先駆け審査指定制度」を創設。
※2)細胞培養センター: CPC(Cell Processing Center)と呼ばれ正式には、特定細胞加工物製造事業所(法律用語)厚生労働省から認可を受けた専門機関。
法律では再生医療をその難易度や管理の重要性から3種類に分類しています。
1種再生医療:iPS細胞や遺伝子を用いた再生医療
2種再生医療:幹細胞(線維芽細胞)などを用いた再生医療
3種再生医療:がん免疫療法、血小板療法など
芸能人に学ぶ
“美しく歳を重ねる”新たな価値観 !
この頃書店で、50代60代の女性に密かなブーム?の『グレイヘア』の小冊子を目にしました。ページをめくると皆素敵に美しい。
白髪は老化の象徴として一番に扱われていたのに、“若く見せる”のではなく、実年齢のままの“自然体の中の美しさ”に、女性たちの美意識がシフトし始めているのでしょうか?
・草笛光子さんに学ぶ“美しく歳を重ねる”ということ
今注目の女優、草笛光子さんは85歳という年齢を隠さない。
『髪を染めるのをやめたら自由になった』と出版された冊子でも語っているように、きれいなグレイヘアの出で立ちは、驚くほど美しく、ゴージャスでカッコいいのです。(※3)
元気でいるために、タップダンスを始めたり日課のトレーニングも欠かさない。何より未だ現役バリバリの女優さんなのです。
そして、草笛さんはもちろん、先にも紹介した木村佳乃さんや米倉涼子さんなど、ありのままの美しさを見た目にも体現している芸能人に共通していること、それは“肌がイキイキと美しい”ということです。
多少のシワやほうれい線までキレイと感じさせてしまう、自然体な振る舞いと輝いている肌質には感心してしまいます。
・肌をイキイキと若返らせる “肌再生医療”
女性の美意識が、自分らしさが失われることなく“自然な若々しさを求めている”という新たな価値観に変化しているように感じます。若く見せるために不自然な結果ではNO!今の自分にとって最良の若々しさを求めている、ということかもしれません。
老化の原因である肌細胞が減ってしまったら、増やすことで実年齢の一番良い肌状態が保てる治療が“肌再生医療”です。
「肌の若さ」=「細胞の若さ」。自分の細胞で老化をコントロールできるであろう “肌再生医療”は、今後、女性たちの価値観を満たす治療になるかもしれません。
(注釈)
※3)草笛光子のクローゼット/2018年3月26日発行 著者:草笛光子 発行所:主婦と生活者 http://www.shufu.co.jp
物や事が流行るには、必ず起点があります。その起点の大半が、芸能人や女優、モデルや海外セレブだったりします。いつまでも美しい芸能人、そのキレイさは影の努力の積み重ねの結果だとしたら、学ぶべきことが多いはず。
まだまだ一般化していない“肌再生医療”ですが、私たちにもトライできる時代がもうそこまでやって来ているはずです。
あらゆる身体のお悩み・美容に効果が期待できる“究極のエイジングケア”
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