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線維芽細胞ってなに?
老けない人には秘策があった

線維芽細胞 線維芽細胞とは
線維芽細胞とは
線維芽細胞ってなに?

 

美容医療の調査によると、6割以上の女性が「顔や肌の悩み」を持っており、今や7人に1人は美容クリニックでの治療経験がある時代になりました。(※1)

美容医療の中でも、手軽な施術として短時間に効果が期待できるヒアルロン酸注入やボトックス注射が人気治療のひとつですが、TVで見かける芸能人の中で『シワやたるみ一つ無くてとてもキレイだけれど、以前と顔が違う?』と思ったことはありませんか。

ヒアルロン酸注入のようなボリュームを補充する治療では、注入する量や部位のさじ加減の難しさが伴い、一定期間の持続性ということもあり繰り返しの施術が必要になります。そして、気がつくと肌がパンパンになって表情の不自然さに繋がってしまう事が多いように思います。

そこで、今話題となっているご自身の細胞や血液を利用して、からだの内側から細胞を活性化させ、自然な若返り効果と健康的な美しさを叶える可能性を秘めた根本治療についてお話しをしようと思います。

(注釈)

※1)顔の美容に関する一般調査[インターネットリサーチ、実施時期:2016年11月4日~7日、対象:20代~60代女性(スクリーニング:人口構成比年齢に基づく10,000名/本調査:美容医療またはエステの施術経験または意向のある女性各年代207名ずつ計1,035名)、調査委託先:株式会社マクロミルケアネット]

若々しく見える人の肌の秘密

赤ちゃんのプヨプヨ肌、ちょっとした引っ掻き傷も数日で消えていてビックリしたことはありませんか?成長著しい赤ちゃんの肌再生力には驚かされますね。

その反対に私たちは、毎日のメイクで肌に触れていると乾燥やカサつき、肌のハリやシワが気になります。肌の老化は25歳くらいから始まると言われ、生活環境や加齢による肌老化は避けられないとしても、時々年齢のわりにとても若々しく見える肌の方を見かけると、『どんな化粧品を使っているの?』『何か特別な事をしているの?』と思わず聞きたくなってしまいます。

そこで、みずみずしい肌をつくるメカニズムを簡単に知っておきたいと思います。

私たちの肌は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層から成り立っています。

表皮

皮膚の外側にあり、外的刺激から肌を守る役割があります。表皮は、「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」という4層から成り立ち、基底層で生まれた細胞は表面へと徐々に押し上げられ最後は“アカ”となって剥がれ落ちます。この、約28日間で新しい肌に入れ変わるサイクルがターンオーバーです。

真皮

真皮は、コラーゲン・エラスチンのタンパク質でできた線維が網状に形成しており、その間を埋めるようにヒアルロン酸などが水分をたっぷり含んだスポンジのような構造になっています。まさに肌のハリや弾力はこの真皮が作り出しています。

皮下組織

脂肪細胞によって体温を維持して外に逃がさないようにする断熱材としての役割や、血管、神経、汗腺などを保護しています。また外からの衝撃などを和らげるクッションの働きもしています。

若々しい肌とは

美肌への3大要素

シワやたるみの原因は、ストレスや紫外線、乾燥などで肌老化が進み、女性ホルモンの分泌も減ることで、肌の土台を作る美肌成分が減少することにあります。言い換えれば、正常なターンオーバーができる表皮と、肌の弾力・ハリを保つ真皮がいかに健康であるかが美肌の肝になってきます。

この真皮にあるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を作り出している源が「線維芽細胞(真皮線維芽細胞)」で、若々しい素肌との密接な関わりを持っていると言われています。

【1】コラーゲン → 肌のハリ

コラーゲンは真皮の70%を占め、網目状に張り巡らされ肌を支えているたんぱく質繊維です。肌のハリに密接な成分です。

【2】エラスチン → 弾力のある肌

エラスチンは真皮の2%程のたんぱく質で、コラーゲンを束ね弾力のある肌を作る役割を担っています。プルプル肌には重要な成分とされています。

【3】ヒアルロン酸 → 肌の潤い

ヒアルロン酸は真皮の隙間を埋めるゼリー状の成分で、真皮の構造を安定させる役割があります。ヒアルロン酸は1gで6Lの水分を保つことが可能と言われています。

現在、老化を予防し若々しい肌を維持するために、この「線維芽細胞」自体を増やし活力のある状態を保つ「肌再生医療」に注目が集まっています。

線維芽細胞ってどんな細胞?

iPS細胞の培養で線維芽細胞の知名度が上がりご存知の方も多いと思います。

線維芽細胞(真皮線維芽細胞)は皮膚の真皮にある細胞で、美肌の元となる成分(コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸)を作り出す重要な役割を担っています。そして、細胞分裂周期が早く、古くなったら分解し細胞分裂によって絶えず新しい線維芽細胞を増やし続けています。他にも、肌の血管を元気に保ったり、美肌に関係する女性ホルモン(エストロゲン)を作り出したり、ケガをした場合には、すぐに傷ついた組織に移動して大量のコラーゲンを作り傷の修復を助けるたくさんの役割りを持っています。(この場合、FGFと呼ばれる線維芽細胞増殖因子が肌再生に関係していると考えられています。)

私たちの肌は、線維芽細胞の働きが活発だと新陳代謝がスムーズに行われ、ふっくらと弾力のある健康な肌を保つことが可能とされています。しかし、紫外線や乾燥、活性酸素などによって新陳代謝が鈍り、線維芽細胞の働きや細胞の数が減ると、コラーゲンやエラスチンの変性や、ヒアルロン酸が失われ肌は弾力を失い水分が減少していきます。その結果、真皮組織が緩んだ状態がシワやたるみとなって表れると言われています。

このように、いかに線維芽細胞を元気でイキイキした状態に保てるかが、エイジングケアにとって大切なことがお分かりいただけたと思います。

また、最近は線維芽細胞に働きかけるエイジングケア化粧品も多く開発されていますが、薬事上では「真皮までは届かない」と規定されているのが現状です。

若々しく見える人の肌の秘密

若々しく見える人の肌の秘密

現在、医療の世界は各分野で目覚ましい進歩を迎えています。2014年に新たな法律がつくられ、日本政府は再生医療で世界をリードしようと強い意気込みを見せています。(※2)

美容医療の世界でも、シワやたるみに対して従来の注入によるスポット治療から、ご自身の肌細胞(線維芽細胞)や血液(PRP)を使用する再生医療の研究が進み、肌老化の要因に直接アプローチできる根本治療が確立されています。

例えば、「PRP」肌再生医療では、ご自分の血液をわずかに採取し、成長因子(FGF・EGF・PDGF・VEGT・TGF-β)を多く含むPRP(血小板)のみを抽出して、それを気になる部分に少量注入していきます。この成長因子が細胞表面に刺激を与え弱った細胞を活性化し、シワやたるみなどの肌再生を根本から促し肌のエイジング治療として期待されています。

また、「線維芽細胞」を使った肌再生医療では、現在のご自分の肌細胞を耳の裏側から採取し、それを専門機関で培養します。1個の細胞が数週間で約1万倍に培養され30年以上は使用可能で、2〜3年に1度気になるパーツに注入していきます。ヒアルロン酸注入などとは異なり体内に吸収されることが少なく、ご自身の元気な肌細胞の移植によって、アレルギーなどの副作用を気にせずにシワやたるみを自力修復し自然な若返りが期待されています。理論的には、“30年後も今のお肌のままでいられる” という先進の抗老化治療の期待を担っています。すごい時代がやって来たと思いませんか?

先進の再生医療と、これまでの美容医療を組み合わせた「再生美容」

ナチュラルハーモニークリニック表参道では、専門的な「再生医療」の技術を軸に、今まで培ってきた美容医療との組み合せにより、お悩みの顔・頭皮・身体への美容と健康ケアを行うトータルウエルネスを実践できる「再生美容」をご提案しています。

「再生美容」は、より自然な若返り効果と持続性、安全性の高さが期待できる、からだの内側から美しさを叶えることが期待できる根本治療になります。

再生医療を提供出来る医療機関は、実施する再生医療技術ごとに再生医療等提供計画を作成し、厚生労働省が認可した特定認定再生医療委員会によって安全性、有効性等について審査を受けます。承認された再生医療等計画は厚生労働省に提出し、計画番号を取得しなければなりません。

ナチュラルハーモニークリニック表参道は、上記法令に則り再生医療等の安全性の確保等に関する法律を厳守し、再生医療第2種と再生医療第3種の提供計画書を受理されています。

※)線維芽細胞
ご自身の線維芽細胞を移植してシワ・たるみを改善

※)PRP
PRP(多血小板血漿)を用いて、シワ・シミ・肌の凹凸などを肌の内側から改善

※)ステムサップ
脂肪由来幹細胞の培養上清を使用する美肌治療

あらゆる身体のお悩み・美容に効果が期待できる“究極のエイジングケア”
浄化濃縮幹細胞培養上清液はいかがですか?

老化などで衰えたり傷ついたりした細胞の修復を促す作用により、美容や健康、免疫力の向上に効果が期待できる幹細胞培養上清液。
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美肌疲労回復眼精疲労肩こりなどにお悩みの方は、ぜひ当院へご相談ください。

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